土曜日の夜

私はもうずっと昔から土曜日の夜が好きだ。なぜなら明日の日曜日が休日だからだ。土曜日の夜って言葉を聞くだけでチルアウトするし、字面を見るだけで心地好いめまいすらする。くらくらしてしまう。これは今思い出したのだが、好きすぎて土曜日の夜という曲を二十歳くらいの時分作ったくらいだ。何の予定のない、なんてことのない明日になろうとも、前日のこの心持ちがたまらなく好きなのだ。二連休となれば、もう幸せハッピー過ぎて鼻血が出そうなくらいだ。

休日を明日に控え、なにしてくれようと明日に思いを馳せ雑誌を捲るもよし、贅沢にただただだらだらとスマホや鼻の穴をいじって過ごすもよしだ。前夜はなんだって許してくれる。無敵感に満ち満ちている。

今日も私は、明日の休日を祝い、今週も頑張ったね、よく耐えたね、と自らを讃え、休日前夜を謳歌するのだ。今までもこれからも毎週末にはきっとたぶんそうだ。それはなにかしらの記念日を祝うなにかしらの前夜祭となんら変わりのないことに思える。